《蟹》
これも同じ絵本の一部だったものです。
『どこかでつながっているかもしれない』がテーマ。
物質的にはありえないことではないかと。
今ある『生』に目を凝らすと、そこには『過去』や『未来』の片鱗が存在する・・・?
背後のつつじは、『散る花』と同じものです。
皆様にお目にかけたことの無いものを…。ということで。
絵本『手紙』を作った時の最初の原稿の一枚です。全体の色バランスの関係で、
後で差し替えになりました。しかし、作者には思い入れのある一枚です。
生と死のはざまにある何ものかに目が止まる一瞬。
『いつか、飛び立とうとしています。』
・絵本『手紙』2004年(新風舎)刊行
もとは絵本にする予定の一枚でしたが、結局まとめきれなかったです。
…最近やっと外へ出しています。(2004年ごろ)
《散る花》よりもっと前の画像が出てきました。2003年6月作成。