2012.3.6

うわ〜!…なんと凄い間の空き具合でおそろしいです(^^;)

皆様お元気で居られますでしょうか。

私はこのところ、

花粉と黄砂で目がやられてしまい、パソコンを見る目があわれ、トホホな日々です(++)

さて、『今日こそはHP更新するぞ!!』とて、気合いイチバン、朝から起きぬけに窓の外を見て、思わずビックリ仰天です。(我が家のベランダより眺め)

なんと、霧の中に、すっぽり高知市内が消えてしまいました…。

きっと、市内の方から見たらこちらが山ごと消えているのでしょうネ…(^^;)ひえ〜!!

…ということで(?)、あっさり予定を変更し、(夜になってやっと更新作業に着手)

私も本日は雲隠れして過ごすことに決めて(?)大掃除をしておりました。

中国地方は春一番が吹いたみたいです。

…とりあえずあたたかくなるのを、寒中行者になって久しい(…モネ子はどんなに寒くても「水浴びせむ」とて水に飛び込むのです!)

モネ子と一緒に心待ちにしております(^^;)


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2012.3.7

【ご報告です】

忘れもしない2011年3月11日の震災から、

1年が経とうとしております。

この間、皆様のあたたかいご協力のもと、

2枚一組の震災支援ポストカード』の売り上げより、

1組につき@100円を義援金としてお預かりしてまいりました。

2012年4月〜2012年3月7日現在で、サトウのもとに届いているご報告にて、

合計7500円

を、本日無事に『日本赤十字社東日本大震災義援金』さま宛てに送金させていただきました。

サトウのポストカードをお買い上げ頂き、ご協力いただきましたみなさまをはじめ、

販売のご協力をいただきました店舗及びスタッフの皆様、

どうもありがとうございました。

*なお、とりあえずのところ「2012年3月31日まで」としておりましたが、このまま引き続き、ご協力をお願いできるところにはお願いして、継続したいと考えています。

本日以降にご連絡をいただいたものは、2013年3月11日前後にまとめてご報告させていただきます。

…ということで、以上ご報告でございます。

みなさまどうもありがとうございました。多謝(^^)!!

2012年3月7日            サトウユキエ拝

【販売のご協力をいただいたお店の皆さま】

コトリ堂さま、ことりの雑貨店さま、高知県立美術館ショップさま、木端堂書店さま、チャームルームさま、アクチュアル・プルーフ下北沢さま、

ご協力ありがとうございました。

       多謝!!m(_ _)m        


2012.3.7

梅の芳香に誘われて、高知城へ行ってまいりました。

高知城は現在、梅の段が満開で、

さらに椿が『これでもか』ともの凄い花数で全開。

大変見事でございました。11日までは詰門開放で、

通り抜けることができます。

…わたくしは久々に羽を伸ばして元気回復(^^)、

お城山の緑を満喫してきました。

次回はようやく、見てきた展示のご紹介などいたします〜。

今度こそ、…近日中にまたお会いいたしましょう(^^)


↑この季節だけお城の詰門が開くので、

梅の段まで直通ですよ!(^^)

2012.3.9

今度こそ近日更新』です!!…よかった(^^;)

只今開催中の展覧会『日本・20世紀末の美術作品』展を観に行ってきました。

…高知県立美術館入り口にある、この眼の回る看板は何じゃらほい、と思ったら、

広い展示室2部屋のうち、一部屋を占領しているこちらの作品、柳幸典氏作

『ヒノマル・イルミネーション』1992年

がモチーフだったと判明いたしました。

…なお、作品を部屋で見たあとでは、看板は随分控えめな表現だったですね…などと思いました(^^;)

さて、バブルがはじけたと言われている年に、近接してつくられているこの作品は、

この時代の作品には、最近見かけるいろいろな作品には見られないような『強さ』があって、それはこの作品を始めとする今回の展覧会でに展示されている作品の共通の部分』

…というような紹介とともに展示がなされていて、

『昔アメリカ$が世界を制覇して行ったと同じように、バブル期の日本円が世界を席巻していた、そういった時代背景をもって生まれてきた作品です』…というお話をギャラリートークで聞いてきました。

…なるほど。

このネオンサインのピカピカの(どちらかというとビカーかもよ!)まぶしいものすごいパワーは、過剰なパワーで人を威圧するまさに『傍若無人』な『力』そのものですね。そして作品がとても大きいということも(H300㎝×W450㎝×D40㎝)。

また同時に、ある種の『美しさ』を放っている…なるほど納得したのでした。

しかもこの作品、なんと展示されるのが14年ぶり(!)ということで、『どうしました(^^;)』かと思いきや、

1998年の高知県豪雨水害で、高知県立美術館が浸水し、

1階の保管庫で冠水の被害にあって故障、その後1年間に渡って東京の会社に修理に出ていたそうです。

さらに修理が終わって美術館に戻ってきた時には、専用の配線をひいた展示室が別の展示で塞がってしまい、今まで出て来る機会が無かったとのこと。

…14年も収蔵庫ではさすがに待ちくたびれ(^^;)!!

でも、この作品をふと眺めていると、

この14年の間には世の中が激変していて、今や中国やインドが成長し、アメリカはどうも怪しい翳り、日本は不景気の次に震災、原発事故の影響で放射能の恐怖など、次々と苦境に立たされております。

この作品は一度は冠水したけれどきちんと直してくれる人の手にかかり、無事に復活を果たし、

14年ぶりに展示に出品されるとわかり、駆けつけてくださる方も居て、何だか幸せではないですか。

ちなみに第2会場には、昨年の『横尾忠則展 絵人109面相』には出品されていなかった、横尾忠則さんの油彩画作品が2点、

戸谷成雄さんの『森Ⅴ』という彫刻作品が出ており、楠の角材をチエーンソーで『ゴ〜リゴリ』削って生み出された30本が

展示室の床からそろってみっしり生えており(^^;)、1の会場とはうってかわった静けさがあります。

(しかし『森Ⅴ』作品説明のところにはもっときびしいことが色々書いてありました…。

 私には安らぎを与えてくれたというのにおもしろいものです^^;;;)

なお今回、比較的大きな作品がゆったり、のんびり見られる作品展ですが、

やはり作品自体に、少し前につくられた現代美術作品にありがちな『つめたさ』があるような気がします。

もちろんそれは作品が持つ押しの『強さ』の影の部分

実はこれも、今になってみれば『この時代の作品の特徴』かもしれませんが、

…これが遺憾なく発揮された結果『人を遠ざけている』のであれば、

これは展覧会としてはなんだかシャレにならないような。。。(^^;)

変化しない作品に変わって、

変化できる周りの者が、何かしらの『今』への橋渡しの策を練らなければ、『作品の出来が良すぎて倒産(?)』なんじゃこりゃ…。

一見無愛想で取っ付きにくい作品たちの『秘めたる情熱』を、もっと積極的に来場者に感じてもらう工夫を望みたいです。

…ギャラリートークでは色々面白いことをおはなしされてた担当の方、折角の展覧会ですので、

ぜひとも早く元気になって、展覧会に活力を吹き込んでいただきたいです(^^:)

→美術館入り口の看板です。ぐるぐる〜!

展覧会は3月31日まで(^^)!

迫力満点、目の覚める作品まちがいなしです!