2012.1.13

すっかり新年になっております(^^)!

皆様にとって、どうぞ本年が良い1年となりますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年ですが、もうあっという間に10日も過ぎ去ってしまいました。…むうぅ、油断しているとこの通りですね!!おそろしいものです。。。

さて、新年ひとまずすでに色々ありますが、まずはこちらのご紹介から。

この年末に、新作の新シリーズを作っていたものが出来上がりました。

『切り絵のメッセージカード』です。こちら、大きさはA5サイズを半分に折ったもの、…つまり往復はがきをご想像いただけましたら(^^:)、であります。

いままで、小さな色鉛筆によるカードシリーズを作っておりましたが、『ちょっと小さいので、もっと大きなものが欲しい』というリクエストをいただき、「…それならば」とて、まずは2種類、写真が出ている白文鳥柄と、もう一つ花柄を製作いたしました。

洋2封筒とセットで、これからあちこち納品させていただく予定です。宜しかったらぜひ、ご利用くださいませ(^^)!


さて、新年からこのような次第で、すっかりご案内が後手に回っておりますが、この度、年末ごろより、私が製作しているペーパーグッズのお取り扱いをいただくお店が増えました(^^)。

『アクチュアル・プルーフ下北沢』さんです!

先日お店のブログでもご紹介頂きました。今のところメッセージカードが主ですが、(私のメインのポストカードはA6サイズ展開しているので、残念ながら規格外^^:)よろしかったらぜひ、覗いてみてくださいませ。

なお、お店のHPもありますので、ぜひ覗いてみてくださいね。ポストカードが大好きな方にはたまらないお店です!

それではひとまずまた。…新年の納品が落ちつきましたら、次は見てきたばかりの展覧会の感想など…!!

…ということで、本年もどうぞよろしくお願いいたします(^^)


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2012.1.24

みなさまお久しぶりです(^^;)!

…やっと今ごろお正月の写真をUPしているあたり、今年もあやしいスタートを切ってしまいました(^^;)

…それというのも、悪性の風邪を引き込んで、この一週間ちっとも脳みそがはたらかなかったせいです。。。

…思わぬところで危機一髪、健康ってまことに尊いものです。。。トホホ。。。

さて、頭がようやくまともになってきたので、やっとこちらの展覧会のご紹介をば(^^)!

お正月はこちら、高知県立美術館で年末より開催中の 京都 細見美術館『琳派・若冲と雅の世界』展にでかけておりました。

やはり、お正月というのは、『和』の雰囲気がよく似合うものですね。

会場ではうつくしいお着物姿のお客さんを沢山見かけました。

展覧会場には、それほど派手ではありませんが『日本の美の良さ』みたいなものが凝縮された作品が沢山出品されていて、

展覧会の全体的な印象はたいへん『上質』で『上品』なもの、という感じです。

もの凄い巨匠のものすごい力作を味わうというよりも、(もちろん若冲の屏風などは、水墨でも充分迫力満点ですが)

その時代の絵師たちの考え方や作品に対する姿勢、手際などが透けて見える感じで、私の感想としては『良きものが後世に残った』、それは『喜ばしき』という気配でございました。

職人が丹精して屏風や絵巻物をきちんと作っていた、そういった作品群。

神様にみせるためだけに観音様のアイラインを10本引いたりする仏画。

そして『売るつもりが無かった若冲のもの凄く手の込んだ凝った絵』、そんなものが時を経て一緒に残っているというのは、なんともおもしろいものです。

…そうして、以前何かの展覧会の時にいらした伝統芸能の伝承者の方が、『作家と職人』、できれば『職人をへて作家に』と言っていた、その言葉のとおりに生み出された職人の手による『良きもの』と、この世の理から距離を置いて生み出された、ちょっと別次元の『神のもの』が、技術的にも、精神的にもかかわり合っていたということがわかり、

これは今の時代に生きるわたしにも、凄く学ぶところがあることでした…。

…このところ漠然と、うつくしさは『神のもの』なんですね、…なぜかそんな気がいたしております。

会期は2月12日まで

若冲のまじめなニワトリが、若演のおにぎりのようなとぼけたニワトリが、会場で待っていますよ(^^;)!!。