←こんな雲が出ている日の前後、

我が家では地震に注意しております。

ちなみにこの日は、高知県も久しぶりに震度3の揺れがありました。(写真は7月5日朝、撮影)

19時頃和歌山北部で5強。

はずれる時もありますが、揺れもすぐではないことがあるし、まあ2・3日は用心です。(^^:)

いかがでしょうか?


2011.7.11

7月になってしまいました。いや〜暑い!!もう日中は温度計うなぎのぼりで、このところすっかり夏バテ気味です。

いろいろやらねばならないことがありますが、あまりの暑さで、何もかも進みが悪いです。(HPもやっと7月に^^::::)

やはり用事はあれこれ、夏までに済ませておくべきですね…(^^:)。

さて、本日で震災から4ヶ月。

いろんなことが変わってきておりますが、最大のものは『季節』でしょうか。雪がちらつく中、暖房の心配をしていたのが嘘のよう。

今度は台風、大雨、…そして熱中症という心配ごとに変わってきました。

こんな中でも、つらい避難をし続けている人たちがいることに、そして過酷な事故処理をしているひとたちがいることに、

まだまだ、このままでは終われないし、これからが長い始まりのような気がしております。

しかし、世の中は少なくとも、火事場の馬鹿力みたいなことが発揮されてきた部分もあり、

…なんとなく他人まかせだったことに、いろいろなひとがかかわりだしたというような気もしております。

世の中が変わり始めている、それが、今回のことで加速している。

大きな『破壊』が、あたらしい『創造』に結びつくように。

…良い方向に動き出すことを願っています。


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2011.7.23

みなさまお久しぶりです!(^^:)

このところすっかりHPがそのままでして、本人もいかんいかんと思いつつ、…本日久しぶりの更新、あわわと慌てているところでございます!

さて、長いことHPもほったらかしで何していたのかと言うと、こちら、

7月17日から、ご近所の『高知県立美術館』で、横尾忠則さんの個展『絵人109面相』が始まり、初日のトークショーイベントから公開制作まで、美術館にちょこまかと通って見せていただいておりました(^^)!

さて、横尾忠則さんですが、この方の作品はまことに面白いです。

私が初めてまとまって横尾さんの作品を見たのは、2003年の京都国立近代美術館の個展で、

…観ているうちに、何か展覧会場でフラフラになったあげく(相当広い上に圧倒されてしまって)、

結局は重い図録を高知までバスで持って帰った思い出があります…ほんとにもうヨロヨロと(^^:)。

今回の展覧会は、横尾さんご自身が選んだ109点の作品構成ということで、とても興味深いです。

しかも地元に来てもらえるなんて(よそに見に行くのは大変!!)万歳!!

そして、…感想を一言で言うのがなんとも難しい!…です、まことに(笑)!!

今回公開製作があり、はじめて製作するご本人を目の当たりにして、やはりご本人にもパワーがあるなと思った次第ですが、

横尾さんが描かれている一連の作品を見れば見るほど、『人間の夢』というか、『人間』には、まさに、『人類』として

『類型の何か』が累々と脈打っているところがあって、

そういったものをうまく見せてくれている貴重な作品が、この横尾さんの一連の作品群、そのような気がいたしました。

…私は高知に来てから、以前は見たことの無いような夢を沢山見るようになって、

それは何度も表れるものや、自分がふと『おや…?』と思う現実につながっていることが多々あるということが、

…徐々に増えてきました。そういったこともあり、

今回の展覧会にも出品されている横尾さんの『溶解変化』という作品に出ている『滝』が、横尾さんの『夢』に出てくるもので、しかも『何度も繰り返し出て来るものだ』と知った時、

いつかこの人の作品をしっかり見に行きたいと思いました。

今回の高知の展覧会において、前回観たときより考えれば『その後』である作品との出会いもあり、

何度も繰り返し描かれるモチーフをそのままに汲み取ると、人生が連続して続いていて、それがゆっくりと、確実に変化していくことについて思い当たります。

以前見た時にはまだ数も少なかった『Y字路』作品。今回はいくつか出ていて、展開がどんどん自由になっている気がいたします。

いずれ、今手がけていると言う『真っ黒なY字路』も見て見たい。

展覧会会期は9月25日までです。まだまだこれからです。ぜひ、涼しい美術館で濃い一日をお楽しみください(^^)!