ストレンジ・フルーツ公演『スウォーン』より。(2010.11.3)
皆さんお久しぶりです(^^;)!
超多忙な1週間がつるっと過ぎて、気がつけば11月になっております。
…本日のわたしは、寝違えたせいで、朝から首がほとんど左に曲がらない1日を過ごしております。(先日に引き続き、今週2度目の寝違えでいよいよ^^:)…無理はできないものです。
さて、11月初めの日記はこちら、去る11月3日、高知県立美術館、17周年の開館記念日・全館無料!へ行って来ました(^^)。
お天気は快晴。
行楽日和となり、美術館はもの凄い人の渦で、日頃は広々な駐車場も、あっという間に満杯でした(^^)
さてこの日、まずはじめのご紹介は、美術館の駐車場で行われていたオーストラリアからきた『ストレンジ・フルーツ』さんというダンサーグループの『スゥオーン』公演。
←高さ5メートルのポールの上で、ダンサーが演じる空中パフォーマンスには、音楽と、恋愛模様のストーリー構成あり!
本日の青空に、カラフルな衣装が映えてとってもキュートでした!…そして、ユーモラスで不思議な動きは、まるで踊るお人形のようなのですが、やはりそこは生身の人間。生きた人間のしなやかさがあります。
『…ウ〜ン!!、珍しいもの見たなぁ(^^)!!』
拍手喝采。何やらとっても素敵でした。
さて、館内に入ると、今度はただ今開催中の展覧会、
『坂本龍馬の時代 幕末明治の土佐の絵師たち』、『マルクシャガール展〈オデュッセイア〉』、『館蔵品によるコレクション展『高知の洋画家たち』、
そしてこの日、一階のシアターでは、美術館が1996年に制作した映画『ちんなねぇ』の上映会もありました。
私は以前の機会にこの映画を見たことがありますが、これもなかなかシュールな映画作品で、…こんな映画を自主制作で作るなんて、なんて謎な美術館だろう、と思ったことを思い出しました(^^)。(今となっては、ここへ色々見に来ているうちにこの傾向にどっぷり浸かったためか、ワタシも、多少のことでは驚かなくなってきておりますが…。)
さて、本日夕刻からは、舞踏家、「田中みん」さん(スミマセン、このソフトでは漢字が出ないので左のチラシをご覧くださいまし。)の公演。
NHKの大河ドラマ“龍馬伝”で吉田東洋役を熱演されていて、私でも知っているような方なので、会場は大変な混雑に。
200席ほどで、あとは立ち見かな、などと聞いておりましたが、ふたを開けるともの凄い問い合わせだそうで、公演は超満員!
あの中庭と回廊を合わせて(上の写真を参照してくださいね)1000人以上のお客さんだったそうです…。スゴイ。(どうやってそんなに人が入ってたのか不思議だなぁ。)
役者としてではなく、本来のみんさんの即興踊、…この寒いのに池の水に入ったりして、入魂の舞踊でした。
そういうことで夜も美術館はめい一杯でした。(夜間開館は夜8時まで。)
入館者だけで6000人くらいあったそうです(^^)!
“坂本龍馬の時代 幕末明治の土佐の絵師たち”
のリポートです(^^)会期は12月の12日までなので、まだ間に合います!
さて、展覧会ですが、龍馬伝にも出て来た話題の(笑)作家の作品勢揃いです。
…現在赤岡の作品はどうなっているのか心配ですけれど、(夏に変色で大騒ぎになっております)ひとまず高知県立美術館で大事に保存されている『絵金』さんの作品群。
祭りの屏風と、忠臣蔵を題材にとった絵馬提灯が出ており、いつもは赤と緑の芝居絵でおなじみですが、今回はしっとり、黒い着物の女性がモチーフの作品も出ています。
続いて、龍馬伝でもおなじみ『河田小龍』さん。
屏風に、使われている顔料絵の具が話題になった掛け軸の作品など。…芝居絵は、絵金作品と並べて展示してあるので、見比べてみると面白いです。
…観ていると、小龍作品の方が克明にびっちり描いてあり、絵金はもう少し感性にゆずる部分がある、…というかおおらかに見えます。子弟といえども個性は尊重されていますね^^)
7日までの展示ですが、桂浜の龍馬像の原型となった、『本山白雲』さんの製作『龍馬像』。…雰囲気が良いです。
あと、土佐独特の風習で、端午の初節句時に門前に張り回されたといわれる横幅が17メートルにも及ぶ、初公開の『横幟(よこのぼり)』。
その他、日立市からお借りしていて、土佐藩15代藩主山内容堂に愛された荒木寛畝(あらきかんぽ)の屏風などは、保存も作品も秀逸。
愛好していた作家の作品を見れば、なんとなく、愛好していた人のことも垣間見られる気がいたします。…もちろん春木南溟作品、『雪景山水』も見事です。
他にも、この美術館にある私の好きな作品が(^^)いっぱい出ています(笑)!
ぜひ、観に行ってみてくださいね。
我が家で作業をしておりましたところ、terreさまより、今年も『冬のドア飾り』展のお誘いをいただきました。
毎回すてきなブリザードフラワーのリースのセンスに目を見張るところですが、今年も楽しみな展覧会です!
会場は東京と高知の2カ所で、それぞれの詳しいご案内は上の地図をご覧くださいね(^^)
…この方の作るリースは、ナチュラルな美しさがあり、大変魅力的です。ぜひ、一度ご覧ください!!
プレゼントにもおすすめ!!!
あまりの寒さに、飛び起きる…というか、
突如外から『ゴォ〜!!!』…ぬ、この音はもしや。
凍えそうになって目が覚めました。。。寒波です!!
(ここは冬山かも…?)
外はご覧の通り、西からモコモコの雲がズンズン進軍しております。こちらは太平洋側ですが、日本海側は6メートルの波がたっているそうな。
…本日は低気圧の暴風、竜巻、ご注意くださいとのことです。全国的な荒れ模様なんですね(^^:)!!
お正月明けかと思っていましたが、
急遽、『アートマニア』さま主催の、
こちらの展示に参加することになり、お知らせです。
会期は2週間ですが、
私は1週間の展示の予定です(^^;)
お近くにお住まいの方、居られましたらぜひ、
足を運んでみてくださいね。
私は作品も展示させていただく予定で準備中でございます。(切り絵作品を2点です)
元々昨年の個展で展示していたものですが、1枚は写真をとりそびれてUPしそこねたのと(^^:)、まだ状態が良いのと急なのとで、
バランスを見て、少し変身して登場します。
(ポートフォリオの展示は初、というか、今回作りました。。。^^:)
…このところ、ポストカード用の切り絵を沢山作っており、それはそもそも印刷されることで作品となり、用途があるようにある程度意識して製作していますが、
やはり展示してご覧いただく方の作品の方が、本人の思考が反映されやすいように思います。
…宜しかったらぜひ、ご覧くださいませ(^^)
お久しぶりです(^^;)! …わたくしは本日やっと、『インフルエンザの予防接種』なるものに行ってまいりました。
…これでやっと学生さんの集団、こわくないぞ…!! ちょっと、備えができました。
…年々体力の衰えを、科学技術のおかげでカバーしている今日この頃でございます。
さて、先日より、アートマニアさんのポートフォリオ展が始まっております。お近くの方はぜひどうぞ。
遠方でもご興味のある方は、アートマニアさんのブログの方に、ちょこちょこ様子をUPしていただいているようですので、そちらをご覧くださいませ(^^)
こちらの写真は、高知城の紅葉です。今年はどこにも観に行ってないなぁ、と思っていましたが、予防接種の帰り道に立ち寄り、(3時間もドングリを拾ってしまいました…。)見事に色づいております。
もう最期の美しさという感じでございます。…ドングリやら落ち葉やら、見る度に思いますが、
自然界の豪快なサイクルというものはまことに凄まじいものですね。
(これだけのものを毎年入れ替えるという何たるエネルギー!!)
前回の展示に引き続きカラーリトグラフの作品です。
この作品は、シャガールさんが初めて手がけたリトグラフ作品だそうです。
現在では、その後の膨大なリトグラフ作品によっても知られているシャガールさんですが、
前回展示の『オデュッセイア』に比べると、ちょっと線が固い感じがいたします(^^)。
…丁寧につくられている、とも言えるでしょうか。
作品はもの凄く複雑な色の組み合わせで、
一版何色あるのかちょっと、手間ひまを考えると気が遠くなります。。。(毎度のことながら^^;)
なお、高知県立美術館の持っている作品集は、特別版で、通常には付いていない13番目の作品と、色ごとの試し刷りまでセットになった、世界的にもたいへん貴重なものだそうです。
今回は、出来上がる様子が分かる『試し刷り版』の展示もあり、重ねられる色彩の細やかな変化に「う〜ン」とうなってきました。
シャガール作品に興味がある方だけでなく、版画制作に興味がある方にもおすすめです。
会期は2011年1月30日(日)まで。ぜひ、ご覧くださいませ(^^)!
《ご挨拶》
Artmania cafe gallery yokohama さまにて開催中の
『究極のポートフォリオ展』のわたくしの作品展示期間は無事に終了いたしました。
会期中お世話になったギャラリーさま、足をお運びいただいたみなさま、
どうもありがとうございました(^^)!!
なお、全体の展覧会期は12月3日までございますので、ぜひ、覗いてみてくださいね!!
2010.11.30 サトウユキエ拝
今年を最後に暫く『お休み』という、高知県立美術館主催のアート・フリーマーケット『りぶらあと』と、同時開催の、
『高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2010』より『ビリー・カウィー』(イギリス)
という方の3D作品の上映会を覗いて来ました。
まず、上映会。
観客が椅子に座り、3Dメガネをかけてスクリーンを覗くと、女性がひとり、舞台上で演じている。…架空のダンスの舞台を覗いているような一幕。
場所を変えて今度は、観客が、3Dメガネをかけて床の上にひかれたマットにごろりと横になると、頭上に映し出された女性の立体的な映像がこちらへ迫ってくるというもの。
3作目は、小さな平面に置かれた画面に女性が立体的に映し出され、音と詩的なことばに乗せて、ゆっくりと身体を動かしてゆく、というものでした。
3D映像が流行のようですが、飛び出す映像というと、遥か昔、プラネタリウムで見た映像が、今だに美しくて忘れられません。
今回の映像は、『詩的映像』という感じ。きっと作家さんの持ち味だと思います。
今は目新しい技術に眼を奪われがちですが、こういった作品、内容によって可能性は広いなあと。
興味深かったです(^^)
さて。
今年でひとまず『一段落』、来年はないよと聞いてさみしい『りぶらあと』。近年は高知市内でもいたるところで類似の催し物が開かれていて、とりあえず今年で終了となったようですが、毎年楽しみにしていたのでちょっと残念!
私は去年「nBOX」さんのブースで購入した『とら』の置物(和紙でできている)のお友だちを捜して来ました(^^)
来年の『ウサギ』でございます。こちら、…途中まで製作してあったものを自分であれこれデコレーションしてよい、というものでしたが、
もとはかわいいうさぎちゃんが、…途中から私が眼鏡をかいたらおかしくなり(@□@;)、
…我が家に返ってから整形手術を。。。。あわわわわ、あせりました。。。。
ちなみに、「nBOX」さんも、残念ながら今年でギャラリー終了ということで、先日ファイナル展でございました。
今回私は自分の納品などで忙しく観に行けませんでしたが、いつ行っても趣のある建物をうまく生かした展示で、楽しいひとときでございました。
りぶらあとは、今年も、色々な作家さんたちの楽しい展示作品がずらりでした。日頃は作品しか知らない作家さんたちのお顔も見られて、それもなかなか面白い(^^)!
みなさん、またいつかお会いしたいと思った日曜日でございました。