みなさまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか(^^;)
うわぁ〜!!早くも12月も半ばとなってきました。
11月末からまたもやにわかに慌ただしくなり、すったもんだしていて、更新が滞っております。まずは現在タイムリーに、『クリスマス』な話題から。
まずこちら、『クリスマスをあそぼう』
会場/COMO SALON(高知市北本町3丁目8−17マルニ高知店2階)
会期/12月27日まで
クリスマスに関するかわいい、おもしろい雑貨が色々並んでいて、針金のツリーやトナカイ、布小物など、自分用にも、プレゼント用にも、見るだけでも楽しい気分な会場です。会場を後にして、「あ!DMもらうの忘れた〜!」と思っていたら、ちょうど『招きねこ』の作家さん『えびまる』さんから自宅にDMいただいていました(^^)
表情豊かですてきな『招きねこ』、こちらもお見逃し無く!!
こちら、少し遡って、11月末に製作の『文鳥クリスマスカード』です。そろそろシーズンということで、今年用に柄を一新いたしました。
文鳥堂さまにはもうだいぶん前においていただいていて、ありがたいことに残りわずかになっております。(カード2枚としおり1枚のセットで200円です。)
毎回、文鳥グッズを考えるのは楽しいです。よろしかったらぜひこちらもご利用ください(^^)
←今年は桜文鳥と白文鳥のカップル柄です!。
いつもお世話になっている『文鳥堂』さまのご縁で、
『サトウユキエ』と『かえるのすくわっと』もご紹介いただいております。(桜ハガキと、クリスマスカード)
夏ごろに掲載のご連絡をいただいて楽しみに待っていましたら、とうとう出版されて、送っていただきました(^^)
ちょっとばたばたしてご紹介UPがおそくなりましたが、文鳥初心者で、我が家の文鳥とモタモタしている私には、なんとも心強い本です。(表紙の文鳥かわいいなぁ!!)
文鳥雑貨はもちろんのこと、飼育方法や病気、おかめインコ、おうむ、文鳥イベントなど、多岐にわたる鳥情報が満載です。
ちなみにサトウが製作した切り絵ハガキも、文鳥堂さまの『点取り占い』本とともに、読者プレゼントになっております(笑)。
機会がありましたら、ぜひ、お手に取ってみてくださいね!!
高知県白木谷在住の美術作家・竹内光仁さんによる個人美術館、『白木谷国際現代美術館』
何がスゴかったか、と言って、私にとってこの方の作品は、『自力のファインアート』でここまできた、それがものすごくよくわかる、という点にあります。
とにかくなんだか建築みたいな規模ですが、やはり芸術作品。ご本人独特の美意識、しかもここ何年か気になってみていて、この方の作品、ものすごく色彩が澄んで明るくなって来たような気がします。
『個人的な世界規模(?)』というか、そういったものを見せてくれたのがこの方の美術館でした。
人生について考えている方、ぜひ一度この美術館をおたずねください。全部を見たら、何か力がわいてくること請け合います。
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引き続きタイムスリップ日記です(^^;)
12/4(金)『オーストリア コンテンポラリーダンス』公演
『Running Sushi』『ONE HOUR STANDING FOR』
(主催/高知県立美術館)
を観に行って来ました。会場が2つに分かれており、まず『ONE HOUR STANDING FOR』に立ち会った後、ついで『Running Sushi』の公演がありました。
最初の『ONE HOUR STANDING FOR』ですが、文字通り、『一時間立ち尽くす』というシンプルなパフォーマンスです。
会場の中に松根みちかず&デーヴィットすばる氏が同じポーズのまま立ち尽くし、いままでに世界各国でおこなわれた同じパフォーマンスの映像が、周囲で上映されるという仕組み。
一時間同じ姿のまま立ち尽くす間に、周囲の方がどんどん変化して行く。屋外で撮影された映像は日差しが傾き、人がやって来ては去り、そばを電車が通り過ぎて行く。
『生きて固定化されている二人』が、日常を客観化する装置となって、『時間』を切り取って見せてくれたようです。そして、1時間という時間を経て動き出した二人が、ふたたび『一時間後の日常へ戻って行く』
『切り取られた時間』について。私も、このところよく考えています。
回転寿しの選択のように、お客からのアトランダムな演目の選択で、几帳面な予定調和を崩したい、というというところから題名がきていて、ところどころにあらわれた『誇張された表現』は日本の『マンガ』の影響もあるようです。
良くも悪くも、『影響を与えあいながら存在していく』、ということは面白いです。表現の世界でも、世界が狭くなったり広がったり、時々遠くを眺めたりしながら行くのだ、と、改めて思いました。
大阪・サントリーミュージアム天保山で開催中の展覧会『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』
を観に行って来ました。今回も『高知県立美術館 メンバーシップ/コムパル』の日帰りバスツアーで、2010年に事業母体であるサントリーが、メセナ撤退を発表していて、『もう美術館として見られるのは最後かも』と思い、『これは行かねば。』
さて、美術館に到着して『あれ?、なんか来たことあるような…。』
それもそのはず、お隣が『海遊館』で、中学生のころ、たしか修学旅行で一度みに来たことがあります。しかし、そのときにはまだサントリーミュージアム天保山はできていなかったので、少し印象が違っていました。
私の知らない15年の間に美術館が出来て、知らない間に終了しようとしているなんて、なんだか奇妙なものです。全く知らなかったらそんなことも思わないかもしれませんが…。
安藤忠雄氏が設計した建物、面白いつくりですが、中身はわりと複雑な建物ですね。
作品は、クリムトとシーレを中心にウィーンミュ−ジアム所蔵の作品が色々来ていて、『クリムトは兄弟で作家だったんだなぁ』とか、シーレ作品、油彩も見事でしたが、素描がとても面白く、『魅力がある!!』作品の魅力について、『有無を言わせぬのが本当の魅力』と思ったり、思索はつきませんでした。
今後どうするんだろう、と思っていたら、サントリーの撤退後暫くは『大阪市立美術館』が建物を利用するそうです。…なんだ、そうだったのか〜! …では、高知から行く末を見守ることにいたします。(^^)
『蜷川実花展』が高知県立美術館にやって来ました。
初日、開展式には蜷川実花氏ご本人が出席、そのすぐ後のトークショーにも参加させていただきました。
まずご本人。ご自身について、作品について、サクサクと語られていました。『写真展には気楽に来てもらいたい、ショッピング、映画、展覧会というふうな選択肢になれば。』…というようなお話をされていました。
しかし会場の作りは『完璧主義』だそうです。(これはご本人の談ではありません。)
こだわりあればこそ、『どのようにみてもらっても良い』という自信が生まれるのかもしれませんね(^^)
初期の作品から順を追って行くと、どこか異国風なのが『西洋』から『東洋』に移行して行く感覚があって、最後のシリーズに至っては、まさにこの人の『今』なんだろうなぁ、という感じがありました。
ぱっと見た色合いが鮮烈な、感覚的な作品から、次第に内側に向かって収束してきているというか、その人の視点が明らかになることによって、おもしろみがある作品、という方向に変化している。…人物を写した作品、その人の『旬』をうまく切り取る何かと同じ何かが、この世界観を切り取っていると思うと、やはり本人が何を考えているか、というのは重要です。
会期は2010年3月7日まで。この展覧会は全国を巡回していて、高知が最終会場です。ぜひご覧くださいませ(^^)