11月になりました。朝夕めっきり寒くなり、いよいよ冬支度という感じがあります。
本日あちこち用事でばたばたと外出の帰り、不思議な雲が三つ、西の方向に浮かんでいました。思わず持っていたカメラでパチリ。画面右下が久万川です。右手にイオンがあります。
美術館でドキュメンタリー映画の上映会があり行ってきました。現在11月の写真家特集で、タイプの違う二人の作家のドキュメンタリー映画を上映してくれました。
次回上映会は11/22(土)、午後2時より、一階シアタールーム
『リチャード・アウ゛ェドン:光と闇』無料(^^)
一階では高知ゆかりの作家の展覧会を開催中で、そちらもちらり。…前回観に来たときは、二階の『野町和嘉 写真展』だけでもうぐったりで、一階までエネルギーが持たなかったのです(笑)。
いすの中に少女が入っている(?)不思議な作品、いつ観てもやっぱり不思議です。江戸川乱歩の『人間椅子』を思い出します。
高知市文化プラザかるぽーとにて、ただいま開催中の『少女漫画パワー』展に、関連企画として漫画家の萩尾望都さんが来る(!)と聞いて、友人と出かけてきました。
徳雅美さん(この展覧会を企画して、アメリカ各地と日本全国を巡回させている方)との対談で、チラシにお名前を見つけたときにはおどろきました。
私はこの方のまんが、どのくらいの年齢のときに初めて読んだか定かではありませんが、『漫画』すごい!!と思ったことはずっと今に残っています。
『マージナル』という作品が話題に上っていました。人間に対する深い洞察、『たとえば何か事件が起こったら、どうしてそうなったのか、がとても気になる。』という萩尾さんの言葉の中に、作品が生まれてくる世界のヒントがあったような気がします。
『創作』することを一つの職業として生きている人間の姿が、お話をされている姿勢に垣間見えるようでした。
本日・明日(11/2、3)と、かるぽーとでは『まんさい』(こうちまんがフェスティバル2008)が開催されています。
漫画を中心にした、様々なイベントが組まれていて、会場では大人もこどもも入りまじって、熱心に楽しんでいました。2日間有効で、パスポートが500円(小学生以下無料)。
今、世界的に『まんが』が注目を浴びているようですが、アメリがでは『日本語』でオリジナルの漫画を読むために、日本語を勉強している人が増えているそうです(^^)
小説家・坂東眞砂子さんと映画作家・河瀬直美さんの対談が、高知県立美術館開館15周年記念の催しとして開催されたので、聴きに行ってきました。
高知県立美術館ホールでは、すでに午前九時半から映画の上映会などが始まっていて、私事を片付け、時間ギリギリにたどり着いた頃には、すっかり講演会場は満席、仕方がないのでホールに設置された中継画面を通して、お話を聞かせてもらいました。
ここのところ、集中的に色々な催しが身近にあって、こうしてあちこちに顔を出して思うことですが、『現代人』の苦しみについて、皆さんなにかしら考えているような気がします。
対談を聞いていてふと、美術館で開催中の写真展と、重なるところがありました。
現在、日常の中からほとんど駆逐され、社会の片隅に追いやられた曖昧な生と死の姿に対して、意識的に向き合おうとする強い姿勢。日常から『死』の風景を奪ったことは、結果的に自らの『生』に対して真剣なまなざしを向ける機会を、手放したということかもしれません。
もう一度、生々しい『生』を取り戻すために、試行錯誤を続けている人間。
…そのようにも感じられました。
公演の最後に、聴講客からの質疑応答があり、坂東さん、河瀬さんお二人の人柄がしのばれて、あたたかい気持ちで、帰路につくことができました。
やはり、まともに創造の苦しみを抱えて創作し続けているお二人のようですが、魅力のある人から、魅力のあるものがうまれてくるようです。
納得して帰ってきました。
まずはご報告!『コトリ堂』さんと『文鳥堂』さんにて、秋の新作が公開になりました。よろしかったら覗いてみてくださいね。(『情報あります』コーナーからリンクしていますので、ぜひどうぞ。)
さて、知る人ぞ知る『スケッチコーナー』でおなじみの『かえるちゃん』ですが、本日製作者Mさんから『そろそろ冬場は裸で寒かろう』ということで、なんと手作りのかわいいチョッキをいただいてしまいました。
ボタンホール付き、着脱可能、色違いまである!!…凄いです。Mさん恐るべし。いつもありがとうございます〜!。
近日一張羅をご披露予定です。(Mさん、『かえるちゃん』本人も張り切っていますよ!)
乞うご期待です(^^)
先月末より、四苦八苦していた新作ビーズアクセサリーが、ようやく半分納品になりました。(^^;)(半分、という響きがこわい。)
ネットショップ maginet council さんの中の『かえるのたまご』店にて販売します。ご興味のある方はのぞいてみてくださいね。(『情報あります』からリンクしているのでぜひどうぞ!)
maginetさんは、雑貨好きな方には素敵なサイトです。アクセサリーのほか、ぬいぐるみ、帽子、マフラー、かばん、マスコット、おさいふetc、温かみのある雑貨がたくさんあります。
…さてあと半分、頑張らなくては…(::)。
慌ただしい合間を縫って、高知県・香美市にある『アンパンマンミュージアム』へ行ってきました。
それというのも、『アンパンマンミュージアム』に11月のはじめごろ、『ダダンダン』というロボットがお目見えすると聞きつけ、見に行ってみようかと。(家で製作ばかりしていると煮詰まってくる~~~!)
さて、友人とともに尋ねてみると、この状態(笑)。
ちなみに、下記でお披露目があります。詳しい内容は、アンパンマンミュージアム振興財団(0887-59-2300)までお問い合わせくださいね。
アンパンマンミュージアムの中を一巡して、詩とメルヘン絵本館で開催中の
『絵本の宝箱〜みんな大好き!絵本原画展』(2008.10/1~12/1)をみてきました。今大人気の『リサとガスパール』や、『しろくま君』の絵本シリーズ、黒井健さんの原画などがあり、やはり、印刷ではわからない美しさや質感、原画の大きさ(私は最近、原画の大きさというものに興味があります)などをじっくりみてきました。堪能してきました。
『古仏との対話 井上芳明と土佐の仏像』展(香美市立美術館)
最終日とあって、会場は人であふれていました。
元々、四国には『八十八カ所』という霊場があり、その他にもさまざまな土地の信仰が残っています。
今回、会場には、名のある仏師の作とわかり、展覧会のにぎわいに一役かったかわいらしい童子像もありましたが、それ以上に私の目をひいたのが、一連の『破損仏』群です。
それは人々の生活の中にあって、この世でおつとめを果たしてきた仏様の姿として、とてもふさわしいものだと感じました。
考え深いものがあります。
今回は美術館に入った瞬間から会場を出るまで、一度も、仏像が『美術品』だという気持ちになりませんでした。
展覧会に来た、というよりはむしろ、『仏様の久しぶりの会合(?)』に、人間がうっかり混ざってしまったような、奇妙な気持ちになりました。
(有り難いものを見に行ったはずなのにどうしてこの感想なんだろう…。)
本日も、長距離運転で連れて行ってくれたKさん、朝から長旅お疲れさまでした。いつもどうもありがとうね!
あっという間に10日間がすぎました。
本日久しぶりによく見ると、近隣ぐるりの山々が紅葉で美しいです。…紅葉にちょっと一息。
(隣の写真は近所の久万川です)
さて、本人は朝から病院へ。インフルエンザの予防接種に行ってきました。
帰ってきたら今度は無性に眠い。軽く筋肉痛で、よわ〜いインフルエンザにかかったような状態です。(さすがワクチン!)
もともとあまり予防接種など熱心な方ではありませんでしたが、家族と同居するようになり、昨年から気をつけて行くようにしました。
何といっても、まずは身体が資本であります。今年の冬は寒いとのこと、皆様もご自愛くださいね。
先月ご紹介した『長袖長ズボン』さんという女性4人のバンドさんが、高知県立美術館で11/23(日)開催の『りぶらあと』に参加されます。よろしかったらぜひ見に来てくださいね(^^)
美術館で、『りぶらあと』が開催されました。
先日ご紹介していた『長袖・長ズボン』さんも、中庭パフォーマンスにご出演。暖かい拍手を受けていました。この日のためにずいぶんと練習していたそうです。(^^)出演者の皆さん、お疲れさまでした!
『りぶらあと』では、美術館回廊にいろいろな作家さんの工夫を凝らした作品が並び、…通りすがりについついちらり。私ももう少し時間があればなぁ…。残念じゃ〜!と叫んでヨロヨロ仕事へ…。
ちなみに、ステージとなったこの中庭。いつも水が張ってあり、池になっているのですが、今回は池の水を抜いて、出演者四人の前方にお客さんの座席を設けてあります。
池の水は前日、お掃除の方が苦労して隅々まで抜いておられました。
外は紅葉、ホールでは『秘密のショートケーキ』イベントあり。展覧会にも人があふれて、楽しい一日でした。
先日から作りかけていたビーズが何とか形になりました。
いつも使うことを考えて作るのですが、左右非対称のものを近頃研究しています。
人間の顔も、基本的には皆さん左右非対称なわけですが、それでも全体としてはうまく一つの顔におさまっている。(あたりまえか…)
うーむ。何にせよ、ちょっと面白いものが出来るのではないかと期待しています。
私にしては珍しく、一日に映画2本観てきました。
1本目。
高知県立美術館・一階シアタールームで上映された『ウェグマンの世界』です。…とにかく犬が、人間の言うことを聞いている。すごい。こんなことってあるのかなあと、撮影風景にただただ関心しておりました。途中、ウェグマン氏がモデルの犬について色々語っているのを聴いていたら、『相互理解』のなせる技という感じ。
2本目。
遡ること今月初め、『少女漫画パワー展』で仕入れた情報が元です。
『エッ、萩尾望都さんが映画に出てる?』
…ということで、興味津々観に行ってきました。うら・ピクさん主催の映画上映会『ドモ又の死』(メフィストフェレス3階)ご一緒してくださった方はともかく、私は予備知識ゼロで観に行ったため(萩尾さんが出ているということ以外)、途中までさっぱり話の内容がつかめず、終わるころにやっと事情がのみこめた次第です。
…なかなか凝った舞台装置で、これが映画でなくて、そのまま演劇だったらもっとわかりよかったかも。
久々の映画でしたが、映画はやっぱりスクリーンがいいですね。
…上映会のチラシを山のようにもらって帰ってきました。